建設業界をけん引するとともに国際交流や文化事業にも力を注ぐ
1987年から15代会頭を務めた石川六郎は、父に日本経済団体連合会初代会長の石川一郎を持ち、昭和・平成期に活動した実業家です。鹿島建設の中興の祖であった鹿島守之助に才能を見込まれて同社に入社し、78年に社長に就任。技術立社の方針の下、同社の業績を伸ばすとともに、建設業界をけん引しました。
六郎は会頭就任の翌年12月、新日本フィルハーモニー交響楽団の初代理事長となり、以後死去するまでの17年間、理事長を務め続けました。一方、妻で守之助の次女・ヨシ子は画家。身近で心豊かな芸術は、日々忙殺される六郎の癒やしであったのかもしれません。
新日本フィルハーモニー交響楽団 HPはこちら ▶ https://www.njp.or.jp/
商工会議所の海外展開
商工会議所は、地域中小企業などのグローバルな経済活動を支援するため、海外の投資環境、貿易取引照会などの情報を提供しています。また、全国各地で海外の姉妹都市・姉妹商工会議所との交流などにより、地域の国際交流(ローカル・トゥ・ローカル)の推進において中心的な役割を果たしているといえます。
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