環境省はこのほど、「脱炭素先行地域」(第2回)の選定結果を発表した。今年4月の第1回結果では26件が選ばれているが、今回は全国53の地方公共団体から50件の計画提案が提出され、そのうち、札幌市、宮古市、久慈市、宇都宮市、千葉市、小田原市、敦賀市、飯田市、岡崎市、京都市、加西市、山口市、延岡市など20件を採択。今後、選定された脱炭素先行地域では、国の支援を受けつつ、採択された計画に沿って、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、30年度までに民生部門(家庭部門および業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロ実現を目指す。環境省では25年度までに全国で少なくとも100カ所程度選ぶ方針であり、今後も年2回程度の募集を行うこととしている。
詳細は、https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/index.htmlを参照。
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