札幌商工会議所青年部(北海道・札幌YEG)はこのほど、スカイランタンを中島公園で飛ばす「LEDスカイランタン」(10月22日)と「さっぽろテレビ塔」にAR(拡張現実)でメッセージを送る「Message Tree」(10月17日~11月16日)を開催した。長引くコロナ禍で、市民やまちに明るさやにぎわいを取り戻すことが目的。「光」を使った二つの企画で、札幌の夜空に幻想的な空間を創出した。
10月22日に行われた「スカイランタン」では、火をLEDに変え、和紙で包んだ風船に糸を付けて回収できるようにするなど環境に配慮して実施。一人一人の願いや思いを書いた短冊が付いた700個のスカイランタンが中島公園の広場から一斉に打ち上げられ、夜空を美しく彩って来場者から歓声が上がった。
また、チームラボ株式会社が提供するARアプリ「Message Tree」を活用し、自分のメッセージで市のシンボル「さっぽろテレビ塔」を装飾する体験型イベントを10月17日から1カ月間実施。Message Treeとは、スマホを使って対象にメッセージを投げ込み、浮遊するメッセージを鑑賞・撮影できるARアプリで、アプリからメッセージを送ると、さっぽろテレビ塔の周りにメッセージのツリーとなってスマホの画面上に現れる。自分のメッセージツリーと一緒に撮影もできるので、幻想的な瞬間をSNSに投稿することができる。
両イベントの開催期間中は、「中島公園でのスカイランタンが写った写真」「大通公園でのMessage Treeが写った写真」をテーマにそれぞれフォトコンテストも開催。インスタグラムに投稿された応募写真の中から審査を行い、各賞ごとに旅行券など豪華景品をプレゼントした。
詳細は、https://yeg-sapporolantern.com/を参照。
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