総社商工会議所(岡山県)、ヤマト運輸、JR西日本中国統括本部岡山支社、ジェイアールサービスネット岡山は、伯備線普通列車を活用した定期的なパンの輸送サービスを開始し、総社市内で製造されたパンを岡山駅新幹線改札横「おみやげ街道せとうちCUBE」で販売している。
4者は、総社エリアのパンの認知・販路拡大、列車の空きスペースの活用、運送事業者と連携したモーダルシフトの推進を目的に、パンの製造出荷額が岡山県下1位の総社市から、1世帯当たりのパンの消費量が全国1位の岡山市までパンを輸送する実証実験を昨年2月から実施。月にスタートした岡山駅での販売は、販売開始から約分で完売するなど利用者から大好評で、今年1月からは実施頻度を増やして総社のパンを広くPRしている。同所は、「総社のパンの魅力を発信し、市への誘客や店舗の売り上げ向上につなげるとともに、新たな業種への取り組みも展開したい」と意気込む。
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