本庄商工会議所(埼玉県)は仮想空間で会員向けのサービスを体験できる「本庄メタバースオフィス」を開設した。メタバース、NFT(代替不可能なデジタルデータ)、ブロックチェーンなど普及が予想される新たな技術革新に備え、会員企業のニーズに応えるとともに、地域発展のためのコミュニティ形成、地域のITスキル底上げを目指す。コロナ禍で対面での実施が難しい場合のミーティングや各種相談窓口など幅広い役割も想定している。
同所では、地元企業のDX化を目指し、本庄市と連携して「ICT利活用経営相談窓口」を2020年に設置。ITに関するヒアリング、パソコンのセットアップやSNSの活用方法といったITの導入部分から、高度な専門知識が必要となる相談に対応し、これまでに延べ1000件以上の支援実績を誇る。
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