農林水産省はこのほど、２０２３年３月の農林水産物・食品の輸出額を公表した。３月の輸出額は１２３２億円（前年同月比11・６％増）で、１～３月の累計では３０６７億円（前年同期比10.２％増）となった。

１～３月の輸出額の品目別の伸び率を見ると、水産調整品１９７・１億円（前年同期比22.３％増）、畜産品３０９.６億円（同18.９％増）、野菜・果実など１５８.４億円（同18.７％増）、水産物（調製品除く）が６８０.０億円（前年同期比17.０％増）と２桁の伸び。加工食品では、ウイスキー１６９.５億円（同27.３％増）、清涼飲料水１１６.１億円（21.１％増）などが大きく増えている。

１～３月の輸出額を国・地域別で見ると、中国が５７１億円（前年同期比19.１％増）で最多。次いで香港５００億円（同19.７％増）、米国４５６億円（同４.７％減）、台湾３１６億円（同11.７％増）、韓国１８７億円（同29.２％増）の順で多い。

詳細は、https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/zisseki.htmlを参照。