熊本商工会議所(久我彰登会頭・鶴屋百貨店)はこのほど、4月に実施した「令和5年度新入社員意識調査」の調査結果を公表した。同調査は、人材確保・育成の参考とするため1995(平成7)年から毎年実施しているもの。今回は、同所主催の「令和5年度新入社員合同入社式・研修会」の参加者および熊本市内の企業83社の新入社員524人を対象に調査票を配布し、456人(高校・専門学校・大学・大学院卒含む)から回答を得た(回収率87.0%)。
調査結果によると、熊本県内に就職した理由は「熊本で働きたい」が60.7%で1位。2位が「実家から通える」29.2%、3位が「志望企業である」25.2%となった。仕事とプライベートのどちらを重視するかについては、全体では「プライベート」55.3%、「仕事」44.7%で、7年連続で「プライベート」が「仕事」を上回ったが、高校生は「仕事」55.3%、「プライベート」44.7%と全体の結果と逆転した。会社に望むものについては、「十分な指導・教育」64.3%、「適正な労働時間・休暇の確保」48.5%、「仕事とプライベートの区別」43.6%が上位。入社後の自分の将来については、「管理職に就きたい」が34.2%でトップ、次いで「出産や育児を機に働き⽅を検討する」21.7%、「役員になりたい」17.8%となった。
詳細は、https://www.kmt-cci.or.jp/investigation/new.phpを参照。
熊本商工会議所https://www.kmt-cci.or.jp/
雇用・労働https://www.jcci.or.jp/sme/labor/
日商AB(熊本商工会議所)https://ab.jcci.or.jp/tag/233/
記事提供: 日本商工会議所
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