特許庁と関東・中部・近畿の各経済産業局は、地域ブランドの構築・保護に資する「地域団体商標制度」のさらなる普及・活用促進に向けて「東海・北陸地域ブランド総選挙」を開催している。総選挙では、地元大学生と地域団体商標権者がチームを組み、地域の商品やサービスの魅力をインスタグラムで発信するとともに、今後の新商品展開・ビジネスのアイデアなどを検討。その内容やインスタグラムにおける「いいね」の数を基にした審査により、決勝戦に進むチームを10チーム程度決定する。決勝戦では、各チームがプレゼンテーションを行い、受賞チームを決める。
地域団体商標制度は、地域の事業協同組合や商工会議所、NPO法人などが使用する「地名+商品(サービス)名」からなる商標について、一定の要件を満たした場合に登録を認める制度。2018年7月末現在、631件が登録されている。
今回の総選挙には、商工会議所からは豊橋商工会議所(愛知県)の「豊橋カレーうどん」が参加している。
詳細は、http://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180903002/20180903002.htmlを参照。