元気な北海道をアピールしている北海道商工会議所連合会(道商連)に事務局を置く実行委員会は10月12~14日、「北海道まるごとフェアinサンシャインシティ」を開催。会場となった東京・池袋のサンシャインシティは、3日間で約4万3000人の来場者でにぎわった。
北海道命名150年を記念したこのイベント。同時に胆振東部地震から復興する北海道の今を伝えるべく「元気です、北海道」のキャッチフレーズで食や文化の発信、観光客の回復を目指し、道内42商工会議所が連携する初の開催となった。
物産展には、石狩の塩引鮭や紋別のかにしゅうまいなどの海鮮加工品、登別の閻魔(えんま)焼きそばや旭川のひぐま肉の缶詰、岩見沢のバーニャカウダソース、恵庭のかぼちゃパイなど、各地の特色を生かした特産品がずらり。「北海ろばた焼き」コーナーやビアガーデンもあり、あちこちに行列ができる大盛況となった。
また、カーリング体験や、観光PRコーナーを親子で楽しむ姿も多く見られた。さらに、長野オリンピック金メダリスト、原田雅彦氏によるトークショーやよさこいソーラン演舞などが行われ、会場内外は北海道一色に。道商連担当者は「北海道をまるごと感じて、〝行ってみたい〟と思ってもらえたらうれしい」と話している。
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