PROFILE
全国各地で地域の未来のために励むYEG メンバーを紹介するコーナー。8月号は善通寺YEGの佐野勝哉さん。優しい笑顔と地元愛から生まれるその取り組みを聞いてみました。
―起業されたきっかけをお聞かせください。
華やかな大都会、東京で17年間、レースクイーンやモデルのマネージャー兼プロモーターとして働いていました。当時の芸能モデル業界は都内に仕事が集中しており、所属モデルからは「地元での活動や年齢を重ねても活躍できる場があれば」とよく相談を受けていました。そのような中で、SNSの普及により活動や表現の多様化を感じ、自分自身も生まれ故郷で業界の経験を生かせるのではと考え、一念発起し起業しました。
―今取り組まれていることは。
産物を使った加工品の開発・製造から、道の駅での販売、インターネットなどでの販路開拓を狙って、農林水産省が推進する「食の6次化産業プロデュ―サー」の認定を取得しました。そして生まれた商品を地元のモデルを起用してPRを行う、このブランディングは、香川県にとどまらず全国に提案できるものだと考えています。この取り組みによって日本中の生産者と消費者がつながる、そんな笑顔あふれるにぎやかで元気なまちづくりにチャレンジしたいですね。
―今後の展望をお聞かせください。
香川県をもっと元気に、そして全国へ発信していきたい!という思いは、年々膨らみます。地域に埋もれた人材や宝を掘り起こしてどんどん磨き上げることこそが、私のミッションと考えます。「香川がズーっとダいすき!」と思っていただけることが当社・ズーダの願いです。愛する地元がもっと元気になる施策を進めていきたいです。
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