八戸商工会議所(青森県)に事務局を置く八戸前沖さばブランド推進協議会は、10月26日~12月2日の38日間を「38(サバ)デイズ」と銘打ち、八戸前沖さばをPRする多彩なイベントを開催した。八戸前沖さばは、同協議会の認定期間に三陸沖以北の日本近海で漁獲し、八戸港に水揚げされたサバのこと。協議会はサバのブランド力向上と消費拡大、観光誘客を目的に2008年、水産・観光・飲食事業者などで設立され、これまでも旬の11月に「さばまつり」を開催しPRしてきた。
今年は期間・名称・内容を一新。10月28日には八戸まちなか広場「マチニワ」、11月4日には市場「八食センター」で「8さばフェスタ」を開催し、サバ料理の販売やサバの串焼き体験、サバのヒレ酒お試し会などに多くの人が集まりにぎわった。
また、魚市場やサバ製品工場の見学会、料理教室、八戸前沖さばの「アイディア料理コンテスト」なども実施。工場見学会では参加者がサバさばきも体験した。アイディア料理コンテストでは、応募67作品から缶詰のサバでつくったハンバーグや野菜をパフェ風に盛り付けた「サバフェランチ☆」が総合グランプリを獲得した。
「八戸のサバは脂が乗って栄養も豊富。全国にこのおいしさを広めたい」と同協議会。ホームページ(8saba.com)でもさまざまな発信をしている。
最新号を紙面で読める!