青森県商工会議所連合会(倉橋純造会長・青森商工会議所会頭)や市などで組織する「青森県産ホタテを食べよう!守ろうキャンペーン実行委員会」は9月25日、ホタテ支援策第一段のキャンペーンとして、「青森県産ホタテを食べよう会」を開催した。中国政府の日本産水産物の輸入全面停止を受け、青森県のホタテ関連の産業を守るために同実行委員会を発足。当日は、県内の経済団体や漁業、自治体関係者ら約160人が出席した。倉橋県連会長は、「根本の課題解決には、国・県からの対応が不可欠だが、地元経済界としてもホタテの地元消費拡大につながるような機運醸成活動に取り組む。農林水産業、商工業の区別なくチーム青森で助け合って支えていくことが特に重要。青森県産ホタテの地産地消に皆さまのご支援をお願いしたい」とあいさつ。会場では、県産のホタテを使ったパイ包み焼きや炊き込みご飯、シューマイなど和洋中の料理6品がふるまわれ、試食した参加者からは、「青森県産のホタテは、和洋中どんな調理方法でも甘味、うま味が感じられてすごくおいしい」などの声が寄せられ、大好評だった。
またイベントでは、「青森県産ホタテを食べよう!守ろう!キャンペーン」の今後の取り組みの概要を公表。ホタテの販売量を増やすためにスーパーなどに集中販売を要請する『「売って」いただく』、飲食店などにホタテ料理を提供する機会の増加を要請する『「使って」いただく』、県民にホタテの内食・外食の回数増を要請する『「食べて」いただく』の三つを軸に、さまざまなイベントを順次開催し、ホタテ産業の消費拡大を盛り上げる。
(画像:「青森県産ホタテを食べよう会」でホタテ産業の重要性をPRする倉橋会長ら(左)、ふるまわれた料理)
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記事提供: 日本商工会議所
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