『最古の国宝』となった白滝産黒曜石の石器類を展示
オホーツク管内に位置する遠軽町の白滝ジオパークは、地球の歴史をひもとき、保全するため、2010年に日本ジオパークに認定されました。かつてこの地で起きた火山活動で生み出された黒曜石を中心に、学術的な展示や研究が行われています。 23年、パーク内拠点施設「埋蔵文化財センター」が所蔵する旧石器時代の黒曜石の石器類が、日本最古の国宝の指定を受けました。史料の学術的価値が評価され、7月には、世界の研究者たちが集う「国際黒曜石会議」がアジアで初めて開かれるなど、美しく輝く黒曜石をまちの宝として後世に伝える取り組みを続けています。
白滝ジオパークHPはこちら▶http://geopark.engaru.jp/
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
遠軽商工会議所 経営相談課相談係 太田尚希さん
最古の国宝を堪能したら、道の駅遠軽へ! カフェ「ENGARU TERRACE」で黒曜石のように真っ黒なジオソフトを味わい、太古のロマンに思いをはせてみてはいかがですか。最高時速70㎞の滑車にぶら下がるスリリングな「ジップライン」もイチ押しです!
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