人手不足は中小・地域企業の切実な課題だ。給与面や待遇面を改善しても人が集まらないといった経営者の声も聞かれる。同規模ながら、人材確保に成功し業績を上げている会社は何が違うのか。
女性が働きやすい職場環境を整備遠隔システムで現場も支援
熊本県南部の水俣市にある立尾電設は、1970年に消防用機器販売の個人商店として創業し、現在は消防設備だけでなく、電気工事、管工事、電気通信工事、保守管理などの事業を行っている。工事業界における従業員の高齢化と人手不足が進む中、同社は働き方改革や業務におけるITの導入、新しい事業への参入などに取り組み、男女を問わず若手からシニアまで幅広い人材を確保している。
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