さいたま商工会議所(池田一義会頭・埼玉りそな銀行)はこのほど、株式会社ICHIGOが展開する海外向け菓子類サブスクサービス「Sakuraco」で、さいたま市内の菓子類などを箱詰めにした「さいたまBOX」の販売を開始した。全世界に向けて1カ月間販売し、企業の海外展開を支援する。
「さいたまBOX」は、全20アイテムのうち、落雁(らくがん)や雷おこし、せんべい、かりんとうなどさいたま市に関連する菓子が11個詰められたオリジナルボックス。市の歴史や観光地などを英語で紹介したPR冊子も同梱しているほか、市内の観光地巡りやお菓子の製造工程に関するPR動画も制作して「ICHIGO」の公式SNSでPRするなど、さいたま市の魅力を世界中に発信していく。
「ICHIGO」は、越境ECサービスを世界約180カ国で展開。同社のサービス「Sakuraco」では、月ごとにテーマを決めた日本各地の和菓子や日本茶のボックスを全世界へ販売しており、今回同所の提案で全国初の市単位によるコラボボックスを企画した。10月12日には、「さいたまBOX」の販売を記念して同所の持田光司専務理事、同社の近本あゆみ代表取締役が清水勇人市長を訪問。会員事業所や市内の菓子メーカーの新たな海外販路を創出するとともに、販売プロモーションを通じて外国人を対象としたさいたま市の観光振興も目指し、協力して取り組むことなどを確認した。
価格は37.5ドルで、11月15日まで販売。販売終了後は、同社が運営している単品販売サイト「JAPAN HAUL」でも継続して販売する。
詳細は、https://www.saitamacci.or.jp/page-9648/を参照。
(画像:「さいたまBOX」(左)、同所の持田専務と同社の近本代表取締役が清水市長を訪問)
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記事提供: 日本商工会議所
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