駒ヶ根商工会議所(長野県)は、事務局を置く「駒ヶ根ソースかつ丼の会」の発足25周年を記念して、10月27、28日の両日、「ソースかつ丼フェス&ファンミーティング㏌駒ヶ根」を開催した。
駒ヶ根市をはじめ、同県伊那市、福島県会津若松市、群馬県前橋市、同県桐生市、埼玉県秩父郡という県内外から六つの産地のソースかつ丼が出店した。会場では、2日間でハーフサイズ約4500食が販売されたといい、中には1時間で完売してしまうほど大人気の産地もあった。まさしく、ソースかつ丼への関心の高さがうかがえる、予想以上の反響となった。
初日のファンミーティングでは、全国各地500軒以上を食べ歩いたという人と、同所の春日俊也副会頭が意見交換する場面も見られた。2日目には各店主を交えて、それぞれの地域の特色やこだわりについて語り合う「かつ丼屋のおやじ座談会」を開催。ソースかつ丼で活性化を図る地域間の交流についても話し合う、これまでにない貴重な機会となった。
同所担当者は、「今回のイベントを機に、ソースかつ丼のさらなる知名度の向上と、産地同士のつながりや、さまざまなかたちでの連携や交流が生まれれば理想的です」と、あらためて思いを語った。
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