弘前商工会議所(青森県)は10月3日、弘前市、プロクレアホールディングス(傘下:青森銀行、みちのく銀行、あおもり創生パートナーズ)と「歴史的資源を活用した観光まちづくりに関する連携協定」を締結した。具体的には、「バラエティー豊かな歴史的建造物を利活用した分散型ホテル構想」「歴史的資源を活用した観光・文化振興、まちづくり事業活性化」に関して取り組むことなど3項目で連携。締結式で同所の今井高志会頭は、「協定締結は、弘前市の中心市街地などに点在する歴史的建造物を観光面で活用し、連動させてエリア一帯を面的に活性化する試みであり、中心市街地活性化にも大きく寄与するものと認識している」とあいさつした。
今後、通年・滞在型観光の促進と観光消費額の拡大、文化財の持続的な維持・継承、まちのにぎわい創出に向けて、共同で調査・研究、情報共有を行うほか、弘前バージョン分散型ホテルの実現、高付加価値型文化観光の定着も目指し、官民連携で取り組んでいく。
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