全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月17日から23日まで出店した須坂の〝逸品〟を紹介する。
須坂商工会議所は、同所が〝信州須坂を代表する土産品〟と認定する「信州須坂物産認定品」を中心に出品した。認定品は原材料が須坂産、または須坂市内で製造・加工されたもの。2年に一度の審査会で認定している。
人気の「シャインマスカットバウムクーヘン」は、同市産シャインマスカットの果汁を生地に練り込み、職人が一層一層丁寧に手焼き。しっとり柔らかく優しい味わいだ。「信州須坂フルーツエール」は須坂産の果物を須坂の名水で仕込んだクラフトビール。リンゴ、カシス、ブドウなどの果汁を加え、味や色合いが異なる7種類を展開している。
「信州ソムリエみそ・匠白」は1869(明治2)年創業の老舗・糀屋本藤醸造舗がワインと料理のマリアージュに発想を得てみそと料理の相性を考え開発した商品の一つ。みそ汁や酢みそ、ドレッシングにおすすめだ。みそにくるみを加えたおかずみそ「山くるみみそ」も紹介した。
そのほか、ブナシメジやエノキがたっぷり入ったフリーズドライの「信州産きのこのスープ」やサクサクした食感の「信州りんごチップスふじ」、市内で醸造したしょうゆやみそ、油を使った焼き肉のたれなども販売。同所は「自然豊かな須坂には地元ならではの商品がたくさんある。この機会に広く紹介したい」とアピールした。
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