東京商工会議所(東京都)は10月11、12の両日、新鮮な福島産水産物のおいしさと安全性などをPRし、消費の促進を応援するため、同所1階多目的スペースで「ふくしま応援!特産品物産展」を緊急開催した。福島県商工会議所連合会や福島県観光物産交流協会などが協力。初日から500人以上が来場し、特産のブドウが完売するなど大盛況だった。
物産展では、親潮の豊富なプランクトンで育つ「ふくしま常磐もの」として名高い「メヒカリ」のから揚げや、揚げかまぼこ、さらに、浪江地区で水揚げされたシラスなど水産加工物が多数販売されたほか、福島産の旬なブドウなどの果物、日本酒も販売。また、福島の水産加工物のPR動画の放映や観光パンフレットの配布により、「福島産の食品が検査により市場流通の安全性が確認されている」ことなどをアピール。消費拡大への協力も呼び掛けた。
2日目の12日には、西村康稔経済産業大臣が会場を訪れ、小林健会頭と物産展を視察。各ブースを回り特産品の説明を受けたほか、かまぼこやシャインマスカットを試食し、福 島産品のおいしさと安全性をPRした。
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