全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、11月21日から27日まで出店した加茂の〝逸品〟を紹介する。
加茂商工会議所は、地域ブランド「加茂オリジナル推奨品」を中心に出品した。推奨品は加茂で製造、生産、加工された商品で、加茂らしくオリジナル性のあるものを同所が認定。観光資源の開発や地元企業の販路拡大を目指す取り組みで、認定品にはロゴマークを付与している。今回は、人気のスナック菓子や郷土料理「かも汁」の缶詰、市内で生産されるコメなどさまざまな商品を紹介した。
マカロニチップスは、ゆでたマカロニに加茂産の米粉をまぶし高温で揚げたもの。加茂がマカロニの〝国産製造発祥の地〟であることにちなみ、菓子製造「ぱすたみすた」が土産品として開発した。しょうゆバターなど豊富なフレーバーを展開している。
「かも汁缶」は合鴨肉と7種の野菜が入った具だくさんの缶詰。30年続くロングセラー商品だ。「七谷米」は、豪雪地帯の七谷地区で生産された希少なコメ。甘みが強くもっちりした食感が特徴だという。 また、ブースでは市内の公園内売店の人気メニューを商品化した「越後クラフトコーラ」(シロップ)、加茂産コシヒカリの米粉を使ったクランブルマドレーヌ、新潟県産豚のもつを使い、地元で〝おふくろの味〟と親しまれている「もつ煮」(真空パック)なども販売。同所職員や事業者らが店頭に立ち、「加茂ならではの商品をぜひ味わって」とPRした。
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