福井商工会議所はこのほど、恐竜をモチーフにした独自のお土産ブランド「ふくいDNAキッチン・スイーツダイナソー」の販売を開始した。市内各店舗の強みとそれぞれがつくるスイーツの特徴を空想の恐竜イラストとネーミングで表現。イラストは缶のパッケージにデザインし、中身や容器にも地域のこだわりが詰まった10種類の商品を完成させた。
福井県立恐竜博物館を有する福井では、「恐竜」を観光のキラーコンテンツとしてPRしており、北陸新幹線福井敦賀開業に向けた恐竜土産品・開発支援プロジェクトとして同スイーツを企画。参加10店舗の強みや福井ならではの素材を生かした菓子の特徴を表現した空想の恐竜イラストと商品名を考案した。福井県産有機米の玄米粉を使ったクッキーの恐竜は「ナチュラサールス」、福井の銘酒を楽しめる日本酒ケーキの恐竜は「ヨイノラブルス」、郷土菓子「けんけら」の恐竜は「ケラリニュア」などスイーツはユニークなネーミングが付いた10種類。白やピンク、水色の缶にそれぞれの恐竜を描いたラベルを巻き、女性も思わず手に取りたくなるパステルカラーのデザインに仕上げた。
1月20、21日には、福井駅前で先行販売会を実施。約160人が購入し、「恐竜のイラストがかわいらしい」「丸みのある小ぶりなサイズの缶で食べた後も使いたい」などと好評だった。
今後、3月16、17、20日に福井駅前で行われる「北陸新幹線開業イベント」や、同23、24日に行われる「ふくい桜まつり」での販売、北陸新幹線沿線地域でのプロモーションとして県外でブース販売を行うほか、福井駅や「福井県立恐竜博物館」周辺の土産店、道の駅などに販路を広げていく。
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