社会福祉や文化継承の一助に
観音寺商工会議所女性会は4月1日、毎年恒例の「チャリティさくら茶会」を、観音寺市役所隣の「働く婦人の家」で開催した。同イベントは当初、瀬戸内海の名勝・琴弾(ことひき)公園の桜が満開になるのに合わせ、地域活性化と社会福祉の一助になればと園内の会場で始められたもの。平成28年から会場を働く婦人の家に変え、今回で24回目だ。
茶会は、テーブルと椅子でお茶を点(た)てる立礼、点て出しの形式で、点心と景品抽選券の付いたお茶券を2千円で販売。当日は、約830人が会場を訪れ、和やかにお茶を楽しんだ。会場には、同女性会会員が作成したリースや俳句などの作品の展示も実施。来場者らは、力作に見入っていた。
さくら茶会の収益金の一部は、11月に市内の高齢者福祉施設へ寄付する予定だ。同女性会は、「この茶会を日本の伝統文化である茶道の普及や、家族だんらんの機会をつくる場にもしたい。今後も継続的に開催していく」と話している。
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