船橋商工会議所(千葉県、篠田好造会頭・船福)は1月31日、日本政策金融公庫船橋支店と「事業承継支援に関する覚書」を締結し、連携スキームを構築した。同所と日本公庫はこれまでも共に事業者の資金繰りやさまざまな経営課題の解決に向けてサポートしてきたが、同締結により、後継者不足やコロナ禍で増えている廃業を抑え、地域に必要な事業を残して次世代につなぐ事業承継を推進する。同所が会員企業の中から「後継者がいないなどの理由で事業を譲り渡したい」とのニーズを掘り起こし、日本公庫が「事業拡大や創業などに向けて事業を譲り受けたい」事業者を紹介するもの。両者および千葉県事業承継・引継ぎ支援センターが後継者探しからマッチングまで伴走型でサポートしていく。
記事提供: 日本商工会議所
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