小野田商工会議所(山口県、藤田敏彦会頭・富士商)は4月19日、コロナ禍で製造が途絶えた地域の銘菓「せめんだる」の復刻販売を開始した。「せめんだる」は山陽小野田市がセメント産業で発展したまちの歴史があることにちなみ、大正時代に創業した和菓子店が製造していたセメントを運ぶ樽を模した形の伝統の「もなか」。コロナ禍で和菓子店が閉店し、「せめんだる」も姿を消してしまった。同所は地域に愛された銘菓を復活させようと、「せめんだる」の商標を買い取り、市内の社会福祉法人「健仁会」が運営する食パン専門店「極みの食パン安都佐(あずさ)」で製造販売を行う。1箱10個入り1350円(税込)。
詳細は、https://kiwamino-azsa.com/を参照。
記事提供: 日本商工会議所
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