日本商工会議所は5月23~24日、長野県長野市で第76回全国商工会議所専務理事・事務局長会議を開催した。会議には、全国362商工会議所・連合会から455人が出席した(オンライン含む)。
今回の会議の全体テーマは「地域経済の好循環に向けた中小企業と地域の稼ぐ力の強化を支える商工会議所の機能強化」。初日は全体会議と規模別懇談会の2部構成となっており、第1部の全体会議では、2022年全国中小企業クラウド実践大賞で日商会頭賞を受賞したヌボー生花店の山﨑年起社長からの講演や、中小企業庁の松浦哲哉経営支援部長から中小企業政策の方向性についての講演などが行われた。第2部の規模別懇談会では、会費の改定や経営支援体制の強化に向けた都道府県商工会議所連合会の取り組みや課題などについて事例発表と自由討議が行われた。
2日目には前日の規模別懇談会の概要報告、長野商工会議所の塚田まゆり副会頭による「女性がワクワク幸せに働ける社会を目指して―NAGANO働く女性会議―」と題した記念講演などが行われた。次回の会議は、2025年5月15~16日に鹿児島県鹿児島市で開催予定。
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