一般社団法人日本販売士協会は10月5日、株式会社カリアックと共同で、生涯学習講座「明治大学リバティアカデミー」での寄付講座「流通・小売業のビジネスを学ぶ」を都内で開催した。社会人や学生、約80人が聴講した。
当日は、総論として同大学商学部教授の菊池一夫氏が「マーケティングの新しい考え方と課題、販売士の意義」について講演した。これを受けて企業の事例として、株式会社アクセルレイト21・ダイレクターの山岡彰彦氏が「グローバル企業が進めるニューロマーケティングによる売り場改革」、株式会社ポプラ関東地区本部V事業部部長の木下浩司氏が「コンビニエンスストアの生産性向上と顧客満足経営の実践」について話した。最後に、日本経済大学准教授の見啓一氏が「企業の『もうかり具合』や『つぶれにくさ』が分かる損益計算書と貸借対照表の分析手法」について、演習を交えて講義した。
参加者から「マーケティングの最先端を実例で知ることができた」「財務知識のおさらいもでき、盛りだくさんで満足した」といった感想が寄せられ、好評を得た。
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