函館商工会議所(北海道)青年部(函館YEG)に事務局を置く実行委員会は9月20日、「はこだてカルチャーナイト」を開催した。同イベントは、普段見ることのできない文化・教育施設などを夜間開放し、家族そろって地域の文化に触れてもらうことを目的として2005年から実施している。今回は46企業・団体が函館駅周辺、西部、五稜郭、湯の川、緑の島の五つのエリア内の31会場に展示した。延べ来場者数は1万3千人を超え、盛況となった。
西部エリアにある函館山ロープウェイでは、普段は公開していない機械室の見学などが行われた。函館市文学館、函館市北方民族資料館、市立函館博物館郷土資料館などは無料開放された。函館駅周辺エリアにある同所も今回初めて会場となり、「住む」をテーマにして住宅関連企業4社が出展。普段身近にある家の不思議について体験や動画上映が行われた。
また、今回初めて出展が行われた緑の島エリアでは「子ども縁日」をテーマにしたイベントを実施した。同エリア内にはヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなどのブースを設置。各ブースは1回100円で楽しめるが、出展会場でもらえるスタンプを四つ集めると、特典として2回分が無料になる企画も行っていた。同エリア内には子どもたちが多く集まり、楽しむ様子が見られた。
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