日本商工会議所と全国観光土産品連盟は12月17日、全国各地の優れた観光土産品を選定する「第65回(2024年度)全国推奨観光土産品審査会」の入賞商品を発表した。審査部門は「菓子」「食品」「民工芸」と、訪日観光客向けの日本土産にふさわしい「グローバル」の4部門。今回は全国294事業者から556商品が出品され、延べ59商品を選定した。
同審査会は、観光土産品の育成・発掘に資することを目的に、1960年度から毎年開催。全国各地の優れた観光土産品の中から優れたものを「全国推奨観光土産品」として推薦し、特に優れた土産品に、4大臣賞、日商会頭賞などを授与している。
受賞商品は、「NIPPON OMIYAGE AWARD」のロゴが使用できるほか、全国の信用金庫7400店舗のネットワークを活用した「よい仕事おこしネットワーク」が運営する「お取り寄せガイド」への掲載など、広報PRの支援を受けられる。
今回の受賞商品は、▽厚生労働大臣賞(菓子部門)「笠間栗のパイまんじゅう」亀印製菓(茨城県)▽農林水産大臣賞(食品部門)「Satsu marché サツマルシェ アソート49」鹿児島製茶(鹿児島県)▽経済産業大臣賞(民工芸部門)「てうし帆前掛け」浜鈴総芸(千葉県)▽国土交通大臣賞(グローバル部門)「南部美人 hongura limited」南部美人(岩手県)▽観光庁長官賞(全部門)「一口柚餅子」良澤本店(石川県)など。
日商会頭賞(菓子・食品・民工芸・グローバルの4部門)は、▽菓子部門については「笹餅クリーム入り」にいがた匠の杜(新潟県)▽食品部門「常きげんキスミニブック」鹿野酒造(石川県)▽民工芸部門「モダンだるま」江口製陶所(佐賀県)▽グローバル部門「おてづくりもなか紅白幸」KUGENUMA SHIMIZU(神奈川県)が受賞した。
表彰式は、2月頃に東京で開催予定となっている。
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