バンブー/フランス厨房旬彩
鹿児島県鹿児島市にあるバンブーが運営するフランス厨房旬彩が開発した「桜島だいこん溶岩カレー」がこのほど、鹿児島県特産品協会が開催した「かごしまの新特産品コンクール」の食品部門で鹿児島市長賞に選出された。同コンクールは、多様化する消費者ニーズに対応した商品づくりを促進するため、県内で新たに開発・製造された商品を公募し、生産者の技術向上、製品開発意欲の高揚を図ろうと企画された。入賞商品は今後、パンフレットや展示販売会などで県内外に広く紹介される。
桜島だいこん溶岩カレーは、開発担当者が植物性食品だけでカレールーをつくることはできないかと考えていた中、鹿児島商工会議所の経営指導員から桜島大根の紹介があり、開発に至った。桜島大根本来の味や風味を感じられるよう、桜島大根の煮びたしをカレールーに混ぜすぎないのがポイント。カレールーの煮詰め具合は試行錯誤を重ね、桜島の溶岩をイメージしたドロッとした濃厚で深いコクのルーが完成した。辛さの中に野菜やフルーツの甘みがしっかりと感じられる商品になっている。