市原商工会議所(千葉県、榊原義久会頭・宝生堂サカキバラ)と千葉日報デジタルは12月22日、ピッチ&ネットワーキングイベント「第3回ビジネスオーディション」を開催した。同所は創業や新事業の販路拡大を支援する「市原未来創業プロジェクト」を実施しており、同イベントはその集大成といえるもの。グランプリには障がい者の就労支援を行う「ヴァンガード」(小出誠)、準グランプリには、子どもを預ける親の「働きたい」という思いも尊重し支援する「フリースクールオリコス」(三村晋也)が輝いた。
当日は、8人の登壇者が会場に集まった参加者(同所会員事業者や金融機関など)に8分間のプレゼンを行った。会場参加者はあらかじめ得点が決まっている「興味があります」「もっと聞かせて」と書かれたうちわを掲げ、登壇者はその合計点数を競った。大きなリターンの得にくいソーシャルビジネスでは、その思いに共感する協業者が必要となる場合が多い現状を踏まえ、このようなオーディション形式を採用している。また、登壇者の新規顧客獲得につなげるため会場に登壇者のブースを設置し、ネットワーキングの時間を十分に取れるよう工夫している。
詳細は、https://m.youtube.com/watch?v=eQMp5NB7Rxgを参照。
記事提供: 日本商工会議所