日本商工会議所をはじめ、経済団体、保険者、自治体、医療関係団体などが参加する日本健康会議はこのほど、「健康スコアリングレポート」を健康保険組合および国家公務員共済組合に送付した。
「健康スコアリングレポート」は、保険者のデータヘルスを強化し企業の健康経営との連携(コラボヘルス)を推進するため、日本健康会議、厚生労働省、経済産業省が連携し、保険者の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取り組み状況などについて、全国平均や業態平均と比較した場合の自組合の立ち位置を見える化したもの。企業と保険者が従業員等の予防・健康づくりに向けた連携を深めるためのコミュニケーションツールとしての活用が期待されている。
今回のスコアリングレポートは、評価指標の経年変化の追加、評価区分の細分化、上位スコアへの昇格に必要な人数を新たに示すなどレポートの内容を充実。また、スコアリングレポートをきっかけにコラボヘルスの取り組みが進むよう、スコアリングレポート活用の好事例を活用ガイドラインに掲載した。スコアリングレポートは、2021年度からは、健保組合、国家公務員共済組合について事業主単位で実施する予定となっている。
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