川越商工会議所(埼玉県)は創立125周年を記念して製造したクラフトビール「川越―Kawagoe Beer―」を2月13日に開催した創立記念式典でお披露目した。
川越麥酒は創立記念事業の一環として、地元企業が展開するクラフトビール「COEDO」とコラボレーションして醸造したもの。川越地域の酒屋、飲食店で限定発売している。「もしも125年前の川越にブルワリーがあったなら」というコンセプトの下、当時の製法や原料、流通していたビールの味わいについて文献を調査し、現代のビール醸造技術を用いて、当時のビールを想像を膨らませて表現した。赤色のラベルが特徴的なデザインとなっており、スッキリした味わいの中にしっかりとしたコクが感じられるビールに仕上がっている。
同所は埼玉県内で最初に設立された商工会議所。記念式典で同所の原敏成会頭は「紡がれてきた歴史と伝統を踏まえ、今後も創意と工夫、研さんを重ねながら地域経済の発展を目指していく」と述べ、川越のさらなる発展を誓った。