甲府商工会議所(山梨県、進藤中会頭・山梨中央銀行)と同県のワイン生産者などで組織されている海外輸出プロジェクトKoshu of Japan(KOJ)は2月3日から8日まで、世界のワイン情報発信地と言われている英国・ロンドンで、甲州種および欧州品種の山梨県産ワインのプロモーション事業を行った。初回の2010年1月から数えて、今回で16回目の実施となった。
今回は県内のワイナリー9社が参加。39銘柄・約240本のワインを持ち込み、日本文化の発信拠点「JAPAN HOUSE LONDON」でのプロモーション事業に臨んだ。期間中実施した試飲会「アニュアル・トレード・テイスティング」には、ワインジャーナリストやインポーター、バイヤー、ソムリエなど約150人が参加。特に情報発信力の高いトップワインジャーナリストやソムリエなどを対象にした「マスタークラス」の開催に当たっては、山梨ワインの特徴や産地のことをよく知るソムリエなどを講師に招き、山梨県産ワインの魅力を語ってもらうなど、来場者に理解を深めてもらう機会をつくった。
記事提供: 日本商工会議所