佐久商工会議所(長野県)青年部(佐久YEG)は3月11日、岩手県大船渡市で発生した山林火災の被災者支援のため、チャリティーラーメンを1日限定販売し、売上金を大船渡市に寄付した。佐久市と大船渡市は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)の研究施設がある自治体で構成する交流組織「銀河連邦」に加盟し、これまで交流を深めてきた。佐久市は2019年の台風19号による災害時に、大船渡市から義援金などの支援を受けていたことから今回の山林火災に対する支援として同事業を企画した。
当日は、店舗に大勢の客が集まり、1杯1000円のラーメンを183杯販売。さらに、寄付も加わり、総額32万7421円の募金が集まった。
同YEGの髙畑誠一副会長は「大船渡市とは友好都市であるため、支援をしたいと考えていた。これで終わりではなく、今後も自分たちでできる支援を続けていきたい」と述べた。