全国の優れた土産品を選定する「全国推奨観光土産品審査会」。2024年度(第65回)の経済産業大臣賞は、千葉県銚子市でハーブガーデンを運営する浜鈴総芸の「てうし帆前掛け」が受賞した。
帆前掛けとは、古くから商人たちの仕事着として使われている日本伝統の前掛けのこと。銚子でもしょうゆづくりの職人などが身に着けていたことから、地元の活性化を願って製作した。帆前掛けには「てうし(銚子)」の文字とアイコン化したまちの特産物や名物が手刷りされている。
和を象徴する帆前掛けは実用性があり、丸めて筒型のケースに入れればコンパクトに収納できることや、手軽に買える価格の土産品として外国人観光客の人気も期待されることなどが評価された。