北海道商工会議所連合会(道商連)は10月10~14日、「北海道まるごとフェアinサンシャインシティ2019」を東京・池袋のサンシャインシティで開催した。同イベントは北海道の食や生活といった文化情報、自然やアクティビティーなど観光情報の発信を目的としたもので、昨年に続き2回目。今回は、台風19号の影響で12日の開催を中止するなどスケジュールの変更を余儀なくされたが、期間中約3万3000人を集客した。
今回は、道内の商工会議所・商工会会員や北海道最大級の食のイベント「さっぽろオータムフェスト」へ出店実績のある店など、約60店舗が出店。会場には肉や海鮮、スープカレーなど多彩なグルメが味わえるイートインコーナーをはじめ、道内市町村の特産品販売コーナー、スイーツやラーメン、飲み会後の締めメニューの定番「札幌シメパフェ」などを集めたグルメ企画コーナーが設けられ、出店者が自慢のグルメをアピールした。
また、北海道産の野菜詰め放題、バターづくりといったイベントも実施。屋外には「北海ろばた焼きコーナー」やワイン、地酒をそろえた「北海道銘酒ガーデン」も設置し、連日多くの人でにぎわった。
さらに、オホーツク商工会議所協議会(北見・網走・紋別・遠軽・美幌・留辺蘂商工会議所)では、UIターン・移住情報を提供し、約40人の相談対応を行ったほか、北海道観光振興機構による道内観光情報の提供や、VRで観光スポットを巡るバーチャルツアー体験、アイヌ民族衣装の試着、カーリング体験、道内ホテルの宿泊券が当たる抽選会など、道内観光PRも行った。
同連合会は「台風の影響はあったが大きな事故もなくイベントを楽しんでいただけた。北海道のPRはできたと思う」と話している。
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