高岡商工会議所(富山県)などで構成する工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会は、伝統工芸の産地・高岡から新たなプロジェクトを発信しようとする事業者を支援するプログラム「TAKAOKA CRAFT MATCH」を実施している。同事業は、産地プロモーションと地場産業の活性化を目的に1986年から実施している伝統工芸産地発の全国公募展「工芸都市高岡クラフトコンペティション」の一環。自らが主体となって商品開発を考える高岡のつくり手の事業者がオファー側となり、コンペ出品者とのマッチングを行うとともに、30万円の資金支援により新商品開発をサポートする。
9月26~28日にコンペの審査を通過した作品の展示と、オファー側がマッチングを希望する出品者を選ぶ「マッチング品評会」を開催。5組の支援先を決定した。今後、オファー側が主体となって新たな商品計画案を策定し、来年度のコンペへの出品を目指す。
同所担当者は「本事業を通じ、高岡市が受け継いできた400年の伝統工芸の魅力とものづくりの精神を広く発信していきたい。また、全国のクリエーターとの交流を通じて、新たな技術や感性を地域に取り入れたい。12月18~22日にはコンペの入賞作品の展示会を東京で開催する。高岡のものづくり文化を多くの方に知っていただく貴重な機会であり、地域の魅力をより深く伝える契機となることを期待している」と述べた。
