日本商工会議所の小林健会頭は12月3日、各地商工会議所の経営指導員との意見交換会を開催した。会合には小林会頭のほか、6人の経営指導員が出席した。 経営指導員からは、経営支援の現状と課題について報告。意見交換では、「創業を支援した後、順調だったと思いきや、突如休業されてしまった経験から、創業支援は、開業後にも定期的にコミュニケーションを取り、悩みを聞きながら伴走支援をする必要があると感じ た」「事業承継支援は、10年に及ぶものもある。関係者間の軋轢(あつれき)や個人のプライバシーまで扱う場合もあり、労力を要する」「被災地に応援出張したが、効率性を重視した経営支援を行うことばかりでなく、じっくりと悩みを傾聴することも重要な被災地 支援であると感じた」などの声が上がった。
意見交換会は、経営支援の最前線で中小企業などの伴走支援をしている経営指導員から直接、現場の生の声を聞きたいとの小林会頭の発案により2023年12月に初回を実施。今後も適宜開催し、現場の声を丁寧に拾い上げ、経営指導員の伴走支援力向上へ支援を強化するとともに、国や自治体に対して経営支援の重要性などを働き掛けていく。
