洲本商工会議所(兵庫県)に事務局を置く「御食国(みけつくに)プロジェクト」実行委員会は、特産品の「淡路島ぬーどる」を使った冬季限定メニューを、2018年12月1日から今年3月末まで淡路島内13店舗のホテルや飲食店で提供している。
淡路島ぬーどるは09年に同所と淡路手延素麺協同組合が開発した乾麺で、そうめんより太くもっちりとした食感が特徴。現在、島内店でこの麺を使用した独自の料理が味わえ、冬季限定メニューは昨年から5店増えた13店舗が提供している。
宿泊施設の淡路夢泉景は、地鶏やマダイ、トラフグやアワビなど七つの食材をぜいたくに使用した「阿波尾鶏と島海鮮の七福ぬーどる鍋」を、新規参加のカレー店・るつぼやは特製スパイスが効いたつけ麺を提供。その他、シチュー風スープぬーどるや、淡路牛のあんかけぬーどるなど、幅広い層にアピールできるメニューがそろっている。
同所では、冬限定メニューだけを記載した周遊マップを2000部作成し、提供店や観光案内所に設置している。担当者は、「冬の淡路らしい温かいメニューをたくさんの人に味わっていただきたい」と話す。
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