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伝えていきたい日本の技 白河だるま

白河だるま総本舗 渡辺だるま店(福島県白河市)

ナタリー・レテ(右4点)、BEAMS(中央4点)とのコラボだるまと、ガチャガチャ用豆だるま(左2点)。すべて手描きでつくられています(撮影:加藤正博)

今月は、伝統的なだるまのイメージを覆す、かわいらしくデザインされた白河だるまをご紹介します。

白河だるまは、江戸時代、白河藩藩主・松平定信公がつくらせたのが始まりと言われ、顔に「鶴亀松竹梅」が描かれている縁起物です。約300年前から白河だるまを手掛ける渡辺だるま店では、そうした伝統的な意匠のだるまをつくる傍ら、新たなブランド「Hanjiro」を設立。セレクトショップを運営するBEAMSや、フランス人アーティストのナタリー・レテさんなどとのさまざまなコラボレートで、人気を集めています。

だるまの需要が減少していく中、「かわいくて飾りたくなるようなだるまを」と、この試みを始めたという十四代目・渡邊高章さん。体験型観光施設「だるまランド」(2021年5月オープン予定)をプロデュースするなど、新たな「だるま好き」の獲得を目指しています。

お問い合わせ

白河だるま総本舗

TEL:0248-22-7060

HP:http://hanjiro.co.jp/

※月刊石垣2020年3月号に掲載された記事です。

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