観光庁は4月28日、「令和7年度『訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート』調査結果」を公表した。訪日外国人旅行者がストレスなく観光を満喫できる環境整備を進めるため、訪日旅行中に困ったことを継続的に調査しているもの。困ったことのトップは、前回調査(2024年度)に引き続き「ごみ箱の少なさ」となった。次いで「施設などのスタッフとのコミュニケーション」「観光地や地域の混雑」の順となっている。
同調査は25年11月~26年1月、訪日外国人旅行者の利用が多い5空港において対面アンケートを実施したもので、調査件数4110件について取りまとめている。
調査結果によると、「旅行中に困ったこと」は「ごみ箱の少なさ」(17.2%)がトップ。前回調査(21.9%)より4.7?減少したものの引き続き最多だった。次いで「施設などのスタッフとのコミュニケーション」(15.4%)、「観光地や地域の混雑」(12.9%)の順となっている。また、「困ったことはなかった」と回答した割合は43.7%で前回調査(51.1%)より減少した。
困り事を項目別に見ると、「ごみ箱の少なさ」を感じた場所は、「観光スポット、観光案内所」が7割を占め、「観光スポットに向かう過程」「鉄道駅、バスターミナル」がこれに続く。
「施設などのスタッフとのコミュニケーション」に困った場所は「飲食店」(38%)、「鉄道駅、バスターミナル」(27%)が多く、困った場合には「ICTツールを利用」(68%)して対応しているとの回答が多かった。
「観光地や地域の混雑」では、都市部のみ訪問した人の方が地方部のみ訪問した人よりも割合が高く、混雑に困った理由は「スムーズに移動できなかった」が66%で最多。そのほか、「見たいものが十分見られなかった」「混雑状況が分からなかった」「マナー違反が不快だった」との回答が上位となっている。
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