橿原商工会議所(奈良県)、宮崎商工会議所は、行政機関と共に4月29日~5月5日、近鉄百貨店橿原店で「宮崎と橿原の物産と観光展」を開催した。同事業は橿原市制70周年と宮崎市と橿原市との姉妹都市60周年を記念し、地場産品の需要開拓と販路拡大を目的に企画。橿原市から14事業者、宮崎市から16事業者が出店し、宮崎・橿原の自慢の逸品、職人技が光る工芸品を販売したほか、双方の観光地を紹介するコーナーを設置しPRした。
イベントでは、目玉商品として宮崎の特産物を素材として活用したコラボ商品を橿原の事業所が製造し、販売を行った。また、両市の観光スポットや橿原市の世界遺産候補地をPRするコーナーを設置したほか、特別企画として日本トップクラスの家計支出を誇る宮崎の餃子を無料でふるまう企画を実施するなど、来場者に両市の魅力を伝えた。
両市は、神武天皇が宮崎から船出し、橿原で日本を建国したと伝えられる縁を通じて1966年に姉妹都市を締結。これまで互いの市を訪問し、さまざまな分野で交流を深めてきた。今後は、橿原商工会議所が実施する橿原ブランド認定品などを宮崎市で販売する「姉妹都市橿原・宮崎フェア」を開催する予定だ。
橿原商工会議所の担当者は「宮崎が持つ豊かな『食』のコンテンツ力や、南国特有の圧倒的なバイタリティーを感じ、大いに刺激を受けた。橿原には歴史や伝統という強みがあり、宮崎の持つ『豊かな資源』と掛け合わせることで地域ビジネスにこれまで以上の可能性を感じることができた」と語る。「橿原と宮崎は、神武天皇が結ぶ特別な歴史的姉妹都市であり、商工会議所同士もまた、その縁を経済の現場でつないできた。単なる交流にとどまらずお互いの強みを生かし、切磋琢磨(せっさたくま)できる唯一無二の『姉妹商工会議所』として今後も関係性を深め、強固なネットワークを生かした持続可能な地域活性を目指していきたい」と今後の展望を話した。
