公益財団法人日本生産性本部は7月16日、「レジャー白書2026」の速報版を公表した。速報版は10月発行予定の同白書に先立ち、25年の余暇活動に関する個人の意識や参加実態に関するアンケート調査の結果を取りまとめ公表するもの。調査結果によると、余暇時間および余暇支出は24年より減少したとする回答が増加。仕事より余暇を重視する余暇重視派は過去最高の24年(前年)より減少した。余暇活動の参加率では「国内観光旅行」が4年連続1位となった。
調査は2月にインターネットを通じて実施。全国の15~79歳の男女3279人から有効回答を得た。
調査結果によると、余暇時間および余暇支出の「ゆとり感指数」(前年より余暇時間・支出が「増えた」と回答した人の割合から「減った」と回答した人の割合を差し引いた値)について、余暇時間ではマイナス0.8、余暇支出ではマイナス2.1となった。余暇時間は18年以来、余暇支出は22年以来のマイナスとなっている。
仕事(勉強や家事を含む)と余暇のどちらを重視するかについては、「仕事よりも余暇の中に生きがいを求める」「仕事は要領よく片付けて、できるだけ余暇を楽しむ」と回答した余暇重視派が66.3%と多いものの、過去最高であった前年(67.8%)からは減少した。余暇重視派を年代別に見ると、30代が7割以上で最も多くなっている。
余暇活動の参加率(ある余暇活動を25年の1年間に1回以上行った人の割合)を見ると、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が47.7%で4年連続1位。2位は「外食(日常的なものは除く)」(39.5%)で前年比3.9ポイント増加した。3位は前年2位の「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」(36.4%、同1.7ポイント減少)となった。
潜在需要(各種目の余暇活動希望率と参加率の差=希望はあるがまだ実現していない需要)では、1位が「海外旅行」(15.5%)、2位が「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」(14.9%)と、前年と同様の結果となったが、どちらも前年より低下している。
1人当たりの平均参加種目数は、前年より0.2種目減少し10.0種目。コロナ禍の20年(9.9種目)、21年(9.7種目)よりは多いものの、22年(10.1種目)を下回り、コロナ禍前の19年(12.3種目)よりも低くなっている。
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