藤沢商工会議所（神奈川県）は2月1日、藤沢商工会館ミナパーク1階に企業主導型保育所をオープンする。仕事と生活の調和「ワークライフバランス」の実現を目指して、内閣府が推進する企業主導型保育所事業に基づいたプロジェクトだ。

同所は、会員企業の働き方改革の一つとして、「仕事と子育ての両立」に不安を持つ従業員が安心して就業を続けられる環境づくりを後押しするため、社会福祉法人喜寿福祉会の協力を得て、今回の保育所設置を実現した。

クラス編成は0歳児クラス6人、1歳児クラス12人、2歳児クラス12人の合計30人。このうち、会員企業の従業員枠20人と、地域非会員枠10人を設定して募集する。保育料は認可保育園とほぼ同等の予定だ。

同所担当者は「女性が活躍できる機会をつくり出し、安定就業の実現で人材不足の解消にもつなげたい」と、期待を込めている。現在、利用契約企業を募集中。会員事業所がこの保育所を積極的に利活用できる方策を検討しているという。

詳細は、http://www.fujisawa-cci.or.jp/kigyousyudougatahoikusyo.pdfを参照。