内閣府に設置されている官民人材交流センターはこのほど、企業・団体などへの再就職を希望する国家公務員(OB・OG)の情報と企業・団体などの求人情報を相互に提供する事業を開始した。現在、利用申し込みを受け付けており、2月15日から情報提供を開始する予定としている。
センターを利用する国家公務員経験者は、45歳以上の現役職員もしくは離職後1年以内で民間への再就職を希望する者。センターは、事業主からの求人情報を再就職希望者に提供する。求人に対する応募はセンターから事業主に連絡する。また、事業主が希望する条件をセンターに提示すると、センターで条件に合致する再就職希望者の情報を事業主に提供する。
センターが提供する情報は、再就職希望者がこれまでに経験した主な職務分野や業務内容、海外での勤務経験の有無、使用可能言語、保有資格、自由記述による自己PRなど。また、再就職希望者の希望職種や希望条件(業種、職種、勤務地、収入、就業形態など)も記載しており、求人内容にあった者をスカウトすることができる。事業主自ら情報を検索できるシステムの導入も検討している。
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