日本商工会議所では、各地の特産品の展示会を積極的に開催している。14~16日には、雑誌「モノ・マガジン」と連携し、東京駅前の商業施設「KITTE」で、11商工会議所が参加する展示・販売イベントを初めて実施した。12~15日には、東京ビッグサイトで50商工会議所が参加する地域の資源や伝統を生かしてつくり上げた特産品・観光商品を集めた共同展示商談会「feel NIPPON 春 2019」、13~15日には、千葉・幕張メッセで行われた「デリカテッセン・トレードショー2019」に、19商工会議所による地域が開発したおいしい、たのしい、あたらしい食品「ニッポンまるしぃ」を集めた共同展示ブースを出展した。(関連記事4、5面に)
14~16日に実施した展示・販売イベントは、昨年秋に実施した販路開拓・商品開発・プロモーションの面で地域のモノづくり企業をサポートする「JAPANプライド」事業の一環として実施した。「JAPANプライド」事業は、バイヤー、ブランドの企画担当者、デザイナー、料理家、編集者など、多様な分野の専門家が、地域のものづくり企業を訪問し、それぞれの視点から販路開拓、商品開発、PRの戦略を一緒に検討するプロジェクト。糸魚川(新潟県)、長野(長野県)、桐生(群馬県)、秩父(埼玉県)、飯能(同)、草加(同)、青梅(東京都)、大垣(岐阜県)、土岐(同)、三木(兵庫県)、大和高田(奈良県)の11商工会議所のメーカー38社が、よりすぐりの商品約160点を出品し、首都圏のビジネスパーソンや観光客などをターゲットにテストマーケティングを行った。
「feel NIPPON 春 2019」には、稚内(北海道)、弘前(青森県)、久慈(岩手県)、秋田(秋田県)、横手(同)、新庄(山形県)、燕(新潟県)、小千谷(同)、糸魚川(同)、十日町(同)、新井(同)、加茂(同)、魚津(富山県)、上田(長野県)、岡谷(同)、諏訪(同)、下諏訪(同)、塩尻(同)、茅野(同)、飯山(同)、千曲(同)、足利(栃木県)、鹿沼(同)、小山(同)、桐生(群馬県)、川越(埼玉県)、秩父(同)、佐原(千葉県)、市原(同)、小田原箱根(神奈川県)、甲府(山梨県)、静岡(静岡県)、袋井(同)、大垣(岐阜県)、常滑(愛知県)、桑名(三重県)、大野(福井県)、鯖江(同)、草津(滋賀県)、城陽(京都府)、大阪(大阪府)、龍野(兵庫県)、岡山(岡山県)、福山(広島県)、北九州(福岡県)、飯塚(同)、伊万里(佐賀県)、有田(同)、臼杵(大分県)、浦添(沖縄県)の50商工会議所が参加。地域発の食・旅・技をPRした。
「デリカテッセン・トレードショー2019」には、長井(山形県)、いわき(福島県)、伊那(長野県)、下館(茨城県)、桐生(群馬県)、千葉(千葉県)、佐倉(同)、青梅(東京都)、町田(同)、岡崎(愛知県)、鯖江(福井県)、龍野(兵庫県)、宝塚(同)、小松島(徳島県)、福岡(福岡県)、伊万里(佐賀県)、八代(熊本県)、竹田(大分県)、都城(宮崎県)の19商工会議所の30事業者が参加。地域オリジナルの食品をアピールした。
これらの事業は日商が実施している全国の小規模事業者による地域資源を活用した商品開発・販路拡大を支援する「feel NIPPON」(中小企業庁補助事業)の一環として実施している。
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