大田商工会議所(島根県)は、3月1日から4月初旬まで、東京・銀座の歌舞伎座地下2階「木挽町広場」の一角で、「島根県大田市物産展」を開催した。木挽町広場は歌舞伎グッズや土産品、弁当の売り場のほか、カフェやコンビニ、さまざまな屋台も並ぶ人気のショッピングスポットだ。
今回の出店は、木挽町広場を運営する歌舞伎座サービスが、地方の活性化に向け全国の魅力ある商品の情報発信を図る目的で企画したもので、関係者を通じて親交のあった同所が同社と協議を重ね、その第1弾として実現した。
ブースでは、地元酒蔵会社の自慢の日本酒やさつまいものジャムをはじめ、干物、菓子、地元産のユズやシソ、バラを原料にしたサイダーなど特産品を販売。同所は、「ここは歌舞伎ファンをはじめ多くの人が訪れるため、大田の特産品の魅力を広く伝えることができる。歌舞伎座と連携することで、販路拡大につなげたい」と期待を込めた。今後は、歌舞伎座ブランドとコラボレーションした新製品の開発も進める予定だ。
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