日本商工会議所と全国観光土産品連盟が1269点の土産品から優れた商品を選定。特に優秀な商品に授与される大臣賞と日商会頭賞を1品ずつ紹介する。 明治26年創業の、新潟市にある「小池ろうそく店」は、県指定の工芸品として認定された「和ろうそく」をつくり続けている専門店。「わずかでも喜ばれるものづくりをしたい」と考え、花の絵や文字などを丁寧に手で描いた和ろうそくは、長年贈り物として人気を博している。
今回選出された「陰陽の和ろうそく」は、日本古来からある草木をイメージした5色の和ろうそくに、陰陽のマークをあしらったもの。独特の炎のゆらめきが目にも心にも優しく、リラクゼーション効果も期待できる。また、五角形の筒型のパッケージは、巻物のように開くことができ、遊び心のある商品となっている。 審査員は、「幻想的な明かりをアピールするパッケージが斬新」とコメント。日本を訪れる外国人観光客が年々増える中、世界で受けるデザイン性が評価された。
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