下諏訪商工会議所(長野県)は、地域の特徴をアピールするために募集していた「下諏訪あるある」の採用作品を発表した。
同事業は、「下諏訪って面白そう!」と思ってもらえる「あるあるネタ」を募集して、観光資源として活用しようというもの。中学生から70代以上まで幅広い年齢層の人たちが、さまざまな視点で捉えたネタは、諏訪全域で見られる風習や生活習慣、名物、方言、行事など、多岐にわたる内容となった。
応募総数149作品から選ばれたのは、「漬物とお茶が出てくる営業先、商談が進めば煮物」「食後のあいさつ『いただきました』」「ボートをこげる人がやたら多い」「全ての基準は御柱」など、地元民がうなずく20作品。これらを、3月21日に開催されたイベント「産業まつり」の会場で、漫画家の福島モンタさんがユーモラスに描きおろしたイラストと一緒に5分程度の映像にまとめて、ナレーション付きで紹介した。映像の前では笑いが起き、多くの来場者の共感を得ていた。
今後は、下諏訪駅の物産陳列ケース内で映像を流したり、ホームページや観光パンフレットなどで使用していく予定。同所は、町内外の人が下諏訪に興味を持つきっかけになればと期待している。
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