南さつま商工会議所(鹿児島県)は6月4日、南さつま市、南さつま市観光協会、同所やJA南さつまなどでつくる南さつま地域資源活用促進協議会と共に「令和元年度南さつま市ふるさと産品コンクール」を実施し、同月27日に市内の本町公民館で受賞者の表彰式を行った。
コンクールには11事業者20商品が出品され、最高賞の金賞(南さつま商工会議所会頭賞)は南さつま市の特産品でJA南さつまのブランド金柑「春姫」をフリーズドライにした「SAKUサクッきんかんハーフ」が受賞。そのほか「金柑はちみつジャム(銀賞)」「金柑とごまのタルト(同)」などが受賞した。
同コンクールは1989年に地元産品の周知を図る目的でスタート。その後、生産技術の向上と新製品開発促進を目指して毎年開催している。受賞商品は市役所の市民ギャラリーで紹介するほか市の広報誌や同所会報で紹介。3年ごとに受賞商品をまとめたパンフレットも発行している。
また、物産展や商談会を通じて地場産品の販路拡大を支援。今回は、9月に東京・品川で開催される「しながわ宿場まつり」の物産市や11月に有楽町で行われる「薫るいぶすき商談会」などに参加し、受賞商品や地元産品をPRする予定だ。
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